「あと100日で入試!」焦りを味方に変える3ステップ

こんにちは!福長塾の久保田です。
もう11月になりましたね!
受験生の皆さんもついこの間までは部活をやったり、夏休みだったりと時の早さを感じている頃かと思います。
今は、皆さんの受験までおよそ100日を切った頃かと思います。
受験生の皆さんが抱えてしまう焦り、不安。私も大学受験の時に体験しましたがどなたでも少なからずあると思います。
今回の記事では皆さんが抱えてしまう焦りをどうやって活力(プラスの力)に変換していくか、アドバイスになればと思い、書きました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
- ○ はじめに|不安になるのは、頑張ってきた証拠
- ○ STEP1|「足りない」と思ったら、まず“棚卸し”を!
- ○ STEP2|「行動ベースの目標」に置き換える
- ○ STEP3|“未来の自分”をイメージしてみる
- ○ まとめ|焦りは“行動のエンジン”になる
はじめに|不安になるのは、頑張ってきた証拠
入試まで残り100日。カウントダウンが見えるようになると、「間に合うのかな」「このままでいいのかな」と、不安や焦りが押し寄せてきます。
でも、その気持ちは“努力してきたからこそ”出てくるもの。何もしてこなかった人は、焦ることさえできません。
ここからの100日間は、焦りや不安を上手に“エネルギー”に変えていく期間です。
焦って動けなくなるのではなく、「焦りを味方につけて前に進む」ための3つのステップを紹介します。
STEP1|「足りない」と思ったら、まず“棚卸し”を!
焦ると「全部足りない気がする」「何をやればいいか分からない」となりがちです。
そんなときは、いったん立ち止まって“できていること”と“まだ不安なこと”を整理してみましょう。
この整理が受験生にとって苦手な部分だと思います。わかっているけど何からしたらいいかわからない状態で過ごしてしまうと何も進まず、不安や焦りがどんどん募ってしまう悪循環につながってしまいます。
▶︎ おすすめのやり方
・今までにやった問題集や模試を見返す
・「できた」「ちょっと怪しい」「全くできない」の3色で仕分けする
・単元ごとに“復習すべきテーマ”をピックアップ
こうすることで、焦りの正体が明確になり、優先順位をつけて行動に移しやすくなります。
▶︎ 具体的改善例
・数学の関数が不安→過去問5年分の関数問題だけを集めて毎日1題解く
・英単語が曖昧→自分だけの「弱点単語帳」を作り、朝と夜に20個ずつチェック
「やってきたこと」はあなたの武器です。まずは武器を整えることから始めましょう。
今書いてある、おすすめの方法はあなたがこれまで試してきて自分に合った方法で大丈夫です。
それでも不安なら、自信をつけるためにもう一つほど自分の勉強ルールを追加してもいいかもしれません。
STEP2|「行動ベースの目標」に置き換える
「志望校に合格できるか不安」という漠然とした不安は、行動によってしか解消できません。
「不安」と「やるべきこと」を切り離すために、“行動に落とし込んだ目標”に変換してみましょう。
▶︎ たとえば
・「英語長文が不安」→「毎日1題、長文読解を時間を計って解く」
・「理科の計算問題が苦手」→「1日2題ずつ過去問で演習する」
・「集中力が続かない」→「25分勉強+5分休憩の“ポモドーロ法”で管理する」
▶︎ さらに一工夫
・「チェックリスト形式」で毎日の学習を“見える化”する
・週に1度は振り返りタイムを設けて、実行率を記録する
数字・頻度・時間など、“行動が目に見える形”にすると、達成感も得られやすく、習慣化にもつながります。
STEP3|“未来の自分”をイメージしてみる
人は「今」の感情に左右されがちです。
でも、焦っている“今”こそ、少し先の「なりたい自分」を具体的にイメージしてみることが効果的です。
▶︎ たとえば
・入試当日の朝、落ち着いて問題を解いている自分
・合格発表の日、「やりきった!」と自信を持っている自分
・春に制服を着て新しい通学路を歩いている自分
こうしたイメージを“目標のゴール写真”のように持つことで、
「今やっていること」が“意味のある努力”に変わります。
▶︎ 実践ポイント
・寝る前に10秒だけ“理想の自分”をイメージする
・その姿を紙に書いて、机の横に貼っておく
焦りや不安に飲まれそうなときは、未来の自分に問いかけてみましょう。
「その未来を手に入れるために、今、何をする?」と。
まとめ|焦りは“行動のエンジン”になる
焦りや不安を完全になくすことはできません。
でも、それらは“進むためのエネルギー”にもなります。
・焦りは、やる気のサイン
・不安は、準備が足りていないことを教えてくれるアラーム
だからこそ、「怖い」ではなく「進む力」として捉えることが大切です。
残り100日。ここからの努力は、きっと結果につながります。
自分を信じて、今日の一歩を積み重ねていきましょう。