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テスト1週間前からでも間に合う!得点アップの具体的勉強法

こんにちは。福長塾の久保田です。
学生の皆さん、定期テストが近づいてきましたね…
息抜きだと思って、ぜひリラックスしながら最後まで読んでみてください!

定期テストまで残り1週間。
「まだ何も準備できていない…」「このままじゃ点数が伸びないのでは…」と焦りや不安を抱える生徒は少なくありません。ですが、残された1週間をどう過ごすかで、得点は確実に変わります。

この時期に必要なのは、「闇雲に勉強すること」ではなく「得点に直結する行動を選び、効率的に取り組むこと」です。ここでは、あと1週間で点数アップにつながる具体的な勉強法を、理由とともに紹介します。

目次

1. 弱点科目に時間を集中させる(7日前〜5日前)

テスト1週間前の段階では、新しいことを学ぶよりも「できない問題をできるようにする」方が得点につながります。

最初の2〜3日は、これまでの勉強の中で間違えた問題や、理解が浅い単元を中心に取り組みましょう。学校ワークや授業ノートを振り返り、赤ペンで×がついているところを徹底的にやり直すのです。

たとえば数学なら「計算ミスした問題」「解法を忘れていた問題」を解き直す。英語なら「本文を読めなかった箇所」「文法を間違えた箇所」を重点的に確認する。これをするだけで、テスト本番で同じミスを防ぎ、5点〜10点は伸ばせます。

弱点をつぶす行動は、一見地味ですが効果は絶大です。「できないままにしない」という積み重ねが、確実に点数を底上げします。

2. 学校ワークを“解き直し完了”にする(7日前〜3日前)

定期テストの最大の得点源は「学校指定のワークやプリント」です。先生はテスト問題を作るとき、授業やワークから多く出題します。

つまり、ワークを完璧に仕上げること=テスト対策の最短ルートなのです。

この時期に大切なのは「ワークをやりっぱなしにしないこと」。ただ1周解くだけでは不十分です。間違えた問題に必ず印をつけ、2回目・3回目と解き直しを重ねましょう。

「×を○に変える」作業をどれだけ徹底できるかで、点数は確実に変わります。ワークを100%やり切った生徒と、70%で止めた生徒では、20点以上の差がつくこともあります。

3. 暗記科目は“一問一答”で“声に出す”(6日前〜前日)

社会や理科、英単語のように暗記中心の科目は、直前期こそ効率的に仕上げたいところです。

最もおすすめなのは「一問一答方式」での暗記。教科書やワークを使って自分で問題を出し、答えを声に出して確認する方法です。

理由はシンプルで、声に出すことで「目で見る」「耳で聞く」「口を動かす」という複数の感覚を使うため、記憶に残りやすいのです。さらに、「答えられなかった問題」が一目でわかるので、弱点をあぶり出すことができます。

テスト直前の暗記は「量より頻度」。短時間で繰り返すことを意識しましょう。

4. 数学は“典型問題のパターン暗記”(5日前〜3日前)

数学は「応用問題に挑むより、典型問題を完璧にする」ことが直前期の得点アップに直結します。

この時期に大切なのは、「解き方の型を体に覚え込ませること」。例えば二次方程式なら「因数分解」「平方完成」「解の公式」といった基本パターンを繰り返し練習する。関数のグラフなら「頂点の出し方」「変域の確認方法」を反復する。

応用問題は時間がかかる割に成果が出にくいですが、基本〜標準レベルの典型問題は確実に点数になります。実際のテストでも大半は「パターンを知っていれば解ける問題」が出題されます。

「難問を1問解けるより、典型問題を3問確実に取る」——これが得点アップの秘訣です。

5. 英語は“教科書本文の音読”で総仕上げ(4日前〜前日)

英語の定期テストは、教科書本文が中心に出題されます。
したがって、最も効率的なのは「本文丸ごと音読」です。

ただ読むだけではなく、意味を理解しながら音読し、できれば暗唱できるくらいまで繰り返しましょう。音読は「語順感覚」「リズム感」を鍛える効果があり、読解問題や並べ替え問題に強くなります。

加えて、教科書に出てくる単語や熟語をチェックリスト化し、本文と一緒に確認するとさらに効果的です。

「本文を覚える=テストの土台を固める」ことになるので、直前期の総仕上げに最適です。

6. 自分専用の“間違いノート”を作る(4日前〜前日)

テスト直前になると、「あれもこれも不安」と思って全範囲に手を出しがちです。しかし、それでは効率が悪く、結果的に中途半端に終わってしまいます。

そこでおすすめなのが、「間違いノート」を作ること。
学校ワークや模擬問題集で間違えた問題だけを1冊にまとめ、「なぜ間違えたか」までメモします。

テスト前日には、このノートをひたすら見直すだけで十分。
自分にとって必要な知識や解法だけが詰まった“オーダーメイド参考書”になるので、短時間で効果的に点数を伸ばせます。

7. テスト前日は“解き直し”に専念(前日〜当日朝)

前日は「新しい問題」には手を出さず、これまでに間違えた問題・苦手な範囲の解き直しに専念しましょう。

新しいことを覚えようとしても定着せず、不安が増えるだけです。それよりも「今までやったことを確実に覚えているか」を確認する方が、テスト本番で得点につながります。

また、当日の朝は「暗記カード」や「間違いノート」で最終チェック。30分程度で振り返れる内容を準備しておくと安心です。

まとめ

定期テスト直前の1週間でやるべきことは、

・弱点つぶし
・学校ワークの完了
・暗記科目の一問一答
・数学の典型問題演習
・英語本文の音読
・間違いノートの活用
・前日の総仕上げ

これらの「行動」です。

残り1週間だからこそ、「やれば点につながる行動」に集中していきたい。
完璧を目指す必要はありません。「取れる問題を確実に取る」準備をすることが、点数アップへの最短ルートです。

焦らず、一つずつ取り組めば、まだまだ得点は伸ばせます。
最後の1週間を大切に、自分の力を最大限に発揮できる準備をしていきましょう。

【最後に】
定期テスト直前の得点アップのアドバイスとしていろいろと書かせていただきましたが、本当に大切なのは日々の積み重ねです。

直前の工夫で点数を伸ばすことは可能ですが、普段からコツコツと勉強に向き合う姿勢こそが、長期的に見て一番の得点力につながります。
テスト勉強を「特別なもの」にするのではなく、毎日の学習習慣を大切にすること。これを忘れずに、次のテスト、その先の受験へと力をつけていきましょう。

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