【受験生必見】「夏休みに頑張らないとと思っている君へ」
こんにちは。福長塾の久保田です!
いよいよ夏休みがやってきますね。
この時期、「さすがにそろそろ本気出さなきゃな……」と思っている受験生も多いのではないでしょうか。
周りがどんどん受験モードに入っていく中で、焦りや不安を感じている人もいるかもしれません。
「やばい、何から始めたらいいかわからない」「今のままで間に合うのかな」――そんな思いを抱えるのは、実はごく普通のことです。
でも、安心してください。夏休みは、まだ“巻き返せる時期”です。
むしろ、ここでどう動くかが、秋以降の成績や自信を大きく左右します。
この夏に必要なのは、がむしゃらに頑張ることよりも、「何を、どう進めるか」の戦略です。
限られた時間のなかで、今やるべきことを見極め、着実に前へ進んでいきましょう。
この記事では、大学受験を控えるみなさんに向けて、
「この夏、やっておくべき3つのこと」を紹介します。
どこから手をつけたらいいかわからない人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
- ○ 夏休みにやるべき「3つの柱」
- ・① 基礎の総点検
- ・② 志望校レベルの問題演習
- ・③ 学習習慣の確立と生活のリズム
- ○ 夏休み中の注意点
- ・(1)スケジュールを立てて満足しない
- ・(2)「塾に来てる=勉強してる」と思わない
- ・(3)勉強に“納得感”を持つ
- ○ まとめ 〜この夏を「自分史上、いちばん頑張った夏」に〜
夏休みにやるべき「3つの柱」
夏休みを最大限に活かすために、特に意識してほしいのは次の3つです。
どれもシンプルですが、やりきれるかどうかで秋以降の伸びがまったく違ってきます。
① 基礎の総点検
「夏は過去問だ!演習だ!」という声もよく聞きますが、まず何よりも大切なのは“基礎の完成”です。
英単語・古文単語・計算力・公式の使い方など、土台がグラグラなまま応用問題に取り組んでも、手応えは得られません。
まずは、自分の中にある「知識の穴」をしっかり洗い出してみてください。
「なんとなく覚えてる」から「確実に使える」へ――この変化を夏のうちに起こせるかどうかが、秋以降の加速力を決めます。
どこができていないかわからない場合には、普段解いているテストなどから苦手な単元を抜き出して取り組んでみよう!
② 志望校レベルの問題演習
基礎がある程度固まってきたら、志望校レベルの問題に触れていくことも大切です。
いきなり完璧に解けなくて大丈夫。最初は「レベル感を知る」くらいのつもりでOKです。
特に英語や数学は、「解けた」「時間が足りた」「ケアレスミスがあった」など、自分の感覚と実力のギャップを確認しておくことが大切。
共通テストの過去問や模試の問題などを使って、時間を測って演習してみるのもおすすめです。
「本番形式」に慣れる第一歩を、この夏から踏み出しましょう。
③ 学習習慣の確立と生活のリズム
「夏は勉強時間が増える!」と思っていても、実はこれが一番難しいポイントです。
毎日8〜10時間以上の学習時間をこなすには、体力・集中力・リズムづくりが欠かせません。
起きる時間、勉強を始める時間、休憩・復習のタイミング……。
毎日同じペースで学べるようになれば、「勉強するのが当たり前」という状態が自然とできていきます。
生活リズムが崩れると、集中力も落ちていきます。
この夏は、「勉強体力」をつけるためのトレーニング期間として、自分なりのリズムをつくっていきましょう。
特に、体調を崩してしまうとせっかくの長期休暇がベットの上で過ごしてしまうことになってしまうので、無理は避けて体調を第一優先に行動しましょう!
夏休み中の注意点
夏休みは「時間がある」ぶん、失敗もしやすい時期です。
実際に毎年、夏の過ごし方ひとつで「秋から一気に伸びる人」と「伸び悩む人」がはっきり分かれていきます。
ここでは、特に気をつけてほしい3つのポイントを紹介します。
(1)スケジュールを立てて満足しない
7月の終わり、「完璧な勉強計画表」を作って満足していませんか?
計画を立てることは大事ですが、計画は“実行”してこそ意味があるものです。
予定どおりに進まなかったとき、「この日1日で巻き返そう」と詰め込みすぎたり、逆に「もういいや」と全部崩してしまったり――そういうパターン、誰にでもあります。ちなみに私も計画を立てるのは好きでしたが行動が崩れてしまうと計画を完全に無視してしまい、修正できなくなってしまいました。
大事なのは、完璧な計画より、柔軟に立て直せる仕組み。
「見直す日」「予備日」をあらかじめ入れておくと、計画倒れを防ぎやすくなりますよ。
模試計画を立てるのが一人では厳しい時には、周りの友人や両親、学校の先生や塾の先生に相談するのも作戦の一つです。自分ではできているつもりでも見逃してしまっている部分や、人に話すことで整理できることもあります。
(2)「塾に来てる=勉強してる」と思わない
塾や自習室に毎日来ているからといって、勉強しているつもりになっていませんか?
スマホをいじったり、問題集を「開いてるだけ」になっていたりする人、実は多いんです。
重要なのは、その時間に“どんな質”の勉強ができているか。
60分机に向かっていても、集中して解ききった30分のほうが価値があることだってあります。
場所や時間だけで安心せず、「この時間、何を得たか?」という視点を持ってみてください。
集中ができないときにはいつだって原因があります。
原因を対処意思ないと無駄な時間が増えてしまうので、こちらも誰かに相談することを強くお勧めします!
もちろん、私もご相談に乗れますので気軽に福長塾へお越しください。
(3)勉強に“納得感”を持つ
夏の終わりに「何やってたんだっけ?」とならないために、記録を残すことをおすすめします。
・どの教材をどれだけ進めたか
・どの教科にどれだけ時間を使ったか
・どの問題でつまずいたか/できるようになったか
こうした記録があると、自分の努力が“見える化”され、焦ったときにも立ち戻れる安心材料になります。
要は自信につながります。また、あとで復習するときにも非常に役立ちます。
勉強はやっている「その瞬間」より、「振り返り」のほうが学びが深いことが多いんです。
まとめ 〜この夏を「自分史上、いちばん頑張った夏」に〜
夏休みは、時間があるからこそ、「何をやるか」「どう過ごすか」で差がつく時期です。
言い換えれば、ここで自分の意志と行動を変えることができれば、まだまだ巻き返しは効くということでもあります。
誰だって最初は不安ですし、うまくいかない日だってあります。
でも、基礎を固め、志望校のレベルに触れ、自分なりの勉強のリズムを作っていくことで、少しずつ「勉強するのが当たり前」の毎日へ変わっていけます。
この夏を、「自分史上、いちばん頑張った夏だった」と言えるように。
まずは、やるべきことを見極め、今日から1つずつ取り組んでいきましょう。
福長塾では、夏期講習や夏期合宿をはじめとして、受験生が“この夏、本気になれる環境”をしっかり整えています。
ただ勉強を教えるだけでなく、「勉強に集中できる空気」「一緒に頑張れる仲間」「迷ったときに相談できる人」がそろった空間で、受験に向き合ってほしい――そう考えています。
受験勉強の進め方に悩んでいる人、夏から巻き返したいと思っている人は、ぜひ気軽にご相談ください。
一緒に、この夏を飛躍のきっかけにしていきましょう!