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【読書ってすごい!】読書がもたらすいろいろな効果

こんにちは。福長塾の久保田です!

今日は「読書ってすごい!」というテーマで、読書にまつわるちょっと面白い話を紹介していきます。

突然ですが、みなさんは最近、本を読みましたか?

「本を読むのが好きです!」という人もいれば、「活字が苦手…」という人もいるかもしれません。
でも実は、読書には思っている以上に、心や脳にすごい効果があるんです。

今回は、読書にまつわる雑学や心理学の研究を紹介しながら、
「読むことって実はすごく理にかなってるし、人生の味方になるんだよ」ということをお伝えしたいと思います。

目次

読書は“脳の筋トレ”になる?

読書って、じっと座って静かにしているイメージがありますよね。
でも、脳の中では実は大忙し。

登場人物の感情を想像したり、場面をイメージしたり、過去の出来事を思い出したり。
つまり、読書は「考える」「想像する」「記憶する」といった高度な脳の働きを同時に使っているんです。

アメリカのエモリー大学の研究によると、読書中は脳の感覚運動野が活性化されるそうです。
これは、物語の登場人物が走ったり戦ったりする場面で、まるで自分が体験しているかのように、脳が反応している証拠。

つまり、読書は“心のトレーニング”だけでなく、“脳のトレーニング”にもなっているということなんです。

本を読む人は「人の気持ちがわかる」?

これはちょっと意外かもしれませんが、
読書、特に物語(フィクション)をよく読む人は、他人の気持ちに敏感で共感力が高いという研究結果があります。

たとえば海外の実験では、小説を読んだ人たちは、そのあと行った「他者の感情を読み取るテスト」で、読んでいない人よりも高いスコアを出したという報告も。

本の中でさまざまな立場や背景の人にふれることで、自然と「こんな考え方もあるんだ」「こういう気持ちになるのか」と、想像力が育つのかもしれません。

学校や職場、家庭など、どんな場面でも「人の気持ちを理解する力」はとても大切。
読書をすることで、その“人間力”が育つのだとしたら、すごく価値があると思いませんか?

たった6分でストレスが68%減る?

ここまでで「読書=脳にも心にもいい!」という話をしてきましたが、
実はもうひとつ大きなメリットがあります。それは――ストレス解消効果!

イギリスの研究によると、読書をたった6分間するだけで、
ストレスレベルが68%も下がるという結果が出ています。

これは、音楽を聴いたり、散歩したりするよりも高い効果なのだそうです。
理由は、読書が「現実の悩みから意識を離して、別の世界に入り込める」から。

つまり、読書って“心の避難所”にもなるんですね。

「なんだか疲れたなぁ」「気分が乗らないなぁ」っていうときに、
少しだけでも本を開いてみると、気持ちがすーっと落ち着くかもしれません。

本を読む子は、未来の選択肢が増える

福長塾では、「将来のために、今をがんばろう」という話をよくします。

読書習慣がある子は、単に「テストの点がいい」だけではありません。
読解力・表現力・思考力が育ち、それに加えて自己肯定感や粘り強さといった「心の力」も伸びることが、各種の調査からも分かっています。

言いかえれば、本を読むことで、“自分の未来を広げる力”が育つということ。

読書には「言葉を増やす」「想像力を育てる」「人とつながる準備をする」など、
人生のいろんな力の“種”が詰まっているんです。

読むことで人生が少し、豊かになるかもしれない。

読書って、無理にするものじゃなくて、
「ちょっと時間が空いたから読んでみようかな」くらいで十分だと思っています。

でも、そこから新しい考え方や価値観にふれたり、
心が元気になったり、人にやさしくなれたりするかもしれない――

そんなふうに、「読書が人生にやさしく寄り添ってくれる」存在になるといいなと僕は思っています。

もし最近読んでなかったな〜という人は、
ちょっと気になった本を、パラパラめくってみてください。

意外なところから、自分の中の何かが動き出すかもしれませんよ。

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