暗記が苦手は嘘!?誰でも記憶力UP
こんにちは!
すみおかです~
今日は、暗記が苦手な学生必見です!
覚えるのが苦手
なかなか覚えられない
自分は記憶力が悪い
何回やってもすぐ忘れる
こういった悩みをもっている学生はすごく多いです。
でも、勉強するときに覚えることはたくさんありますよね。
今日は「記憶力」についてお話しします。
また、どうしたら覚えられるのかをお伝えします。
目次
- ○ 忘れるのは当たり前
- ○ 復習することで記憶は定着
- ○ 復習するタイミングが明暗を分ける
- ○ まとめ
忘れるのは当たり前
あなたは学校の授業で教えてもらったことを覚えていますか?
英語の授業で習った英単語
数学の授業で習った公式
世界史の授業ででてきた人物などなど
「あ、やばい、覚えてないや・・・」って思いませんでした?
それは、あなたの記憶力が悪いわけではありません。
記憶のメカニズムから考えると、覚えられない・忘れることは当たり前なのです。
ヘルマン・エビングハウスという心理学者は、人の記憶がどのくらいのスピードで忘れるのかを実験してグラフに表しています。
これが上の画像の有名な「エビングハウスの忘却曲線」と言われるものです。
これによると人間の記憶は
1時間後には56%
24時間後には74%
1週間後には77%
1か月後には79%
忘れてしまいます。
時間が経つにつれて記憶が減っていくことがわかります。
なので、今日の学校の授業を覚えていなくても仕方がないのです。
しかもこの忘れていくスピードにはほとんど個人差はないようです。
人間の脳のキャパシティーは多くありません。
全てを記憶しようとすると、キャパシティーがすぐに限界になります。
だから、脳は入ってきた情報ほとんどを忘れるようにプログラムされています。
忘れることは当たり前なので、それを前提に勉強していきましょう。
復習することで記憶は定着
覚えたことをすぐ忘れるなら、暗記はどうすればいいでしょうか?
方法は繰り返し復習することです。
そうすることで記憶を強化し、定着させることができます。
まずは復習をしましょう。
そうすることで忘れてしまいそうだった記憶を取り戻しましょう。
そして、数日経ったらもう2回目の復習をしてみましょう。
1回目のときより記憶が強化されます。
これを繰り返すことで記憶がどんどん強化され、定着してきます。
覚えたことを忘れるのは当たり前なので、気にせずにもう一度覚え直しましょう。
しっかり何回も繰り返すことが重要です。
復習するタイミングが明暗を分ける
先程もお話ししましたが、記憶力には個人差がほとんどありません。
でも、暗記が得意な人と苦手な人がいるのは不思議ですよね。
まず1つは意欲の問題です。
覚えることが苦手な人はそもそも苦手意識を持ちながら勉強しています。
嫌々取り組んでも身になりません。
暗記が苦手でも、歌とか漫画とかアニメとか好きなものなら詳しく話せると思います。
結局は、覚える意欲がないと、何回も繰り返して時間をかけることができません。
記憶力はみな平等です。やった分だけ身になります。
やり方は自由なので、ストーリー化して覚える、誰かに説明する、友達と問題を出し合う、好きな場所で覚える、語呂を作るなど色々試して苦手を克服してください。
そしてもう1つが復習のタイミングです。
このタイミングを間違えると何回復習しても意味がありません。
もしかしたら苦手の原因にもなっているかもしれません。
記憶は1ヵ月でほとんど忘れてしまうので、ここで復習しても記憶は定着しません。
復習の最適なタイミングは、
1回目が翌日
2回目がその1週間後
3回目がその2週間後
4回目がその1か月後
に行うのが理想とされています。
そして、その後は1か月ごとに復習すると記憶に定着しやすくなります。
しかし、なかなかこのサイクルで全ての教科を勉強するのは難しいと思います。
学校の授業に、部活に、習い事にと学生は忙しいものです。
そこで3つの最低限やるべきことをお伝えします。
①1回目の復習
24時間後には記憶は約半分も忘れてしまいます。
ここを逃すと記憶の定着が非常に悪くなるので、必ず復習してください。
さっと授業のノートを見直すだけでもいいので復習しましょう。
②苦手なものからやる
苦手なものはなかなか記憶に定着しません。
覚えるまでに時間がかかります。
だからこそ先に復習して、どんどん記憶力を強化しましょう。
③計算問題をやる(数学とか物理とか)
計算問題は3回以上解かないと記憶が強化されません。
計算問題というのは、計算の仕方を覚えていること(公式の暗記)とそれを用いて問題を解けることが必要だからです。
問題を1回解けても、翌日や1週間後には解けなくなっている可能性があります。
記憶の定着が意外と難しいものなので、少なくとも3回は復習しましょう。
とにかく復習はタイミングが何よりも大切です。
1回目の復習は必ず行いましょう。
テスト前の一夜漬けの勉強など何の役にも立ちません。
一時的な記憶はすぐ忘れてしまい、次の授業の時についていけません。
そうなってしまうとテスト前や受験勉強でとても苦労します。
継続して復習し、記憶を定着させて勉強を楽にしましょう。
まとめ
どうでしたか?
人はすぐに忘れてしまう生き物なのです。
忘れるのは当たり前なので、なにも悪いことはありません。
忘れる前に復習して、忘れたらまた復習を繰り返して記憶を強化・定着させましょう。
人は忘れるから勉強するのです。
ちなみに、記憶に残りやすくするには、インパクトが大事です。
問題が解けなくて悔しいとか、授業で指名されて答えられなかったとか、逆にファインプレーしたとか何かしらインパクトがあると覚えやすくなります。
失敗はどんどんしてください。
失敗して、修正して、できるようになってください。
問題が解けない、わからないなどあればいつでも聞いてください。
では、次のブログでお会いしましょう。