パンフと学生と焼肉
どうも、福長塾塾長の橋本長武です。
最近めっきり寒くなってきましたが、今回はそんな寒くなる前から動いていた出来事についてです。
そう、ついに福長塾のパンフレットが出来上がりました!
ということで出来たパンフレットです。
学生に焼肉をおごるという条件により達成したものです。合計金額は3万円。よく食べたもんです。ただ、こんだけの内容を普通に作ってもらったら3万円より全然高いです。
あ、ちなみに学生がこのブログの主な読者であります。こんなことを赤裸々に語ったら、
先生!先生は僕らを利用したんですか!?この詐欺師!一人ブラック企業!焼肉のランクひとつ 上げろ!
というかもしれません。が、何一つ気にしない。そう、私は君たちを利用したのです。
学生よ、こうして悪い大人が君たちを利用していくのだ。そして大人に利用されていくことが君たちの成長にもなるので、ぜひ大いに利用されていくのだ。
ということで、悪い大人代表として、どうやって、そしてどうして学生にパンフレットをおだてて作ってもらったか。経緯などを少しだけ説明していきます。
学生にパンフレットを作ってもらうという選択肢を取った理由について
そもそもとして、福長塾はこういった普通であればしっかりと企画を立てて私がやるべきことを、学生が自分たちで出来るということが一つのアピールポイントとなっています。
誇張抜きに、学生が自分で塾を作っていくことが出来るのです。
学生が自分で何かを作る作業自体は、いろんなタイミングであるでしょう。学校で文化祭を行ったり、生徒会で学校改革を行ったり、課外活動で地域に貢献したりする学生は多いです。確かにそれは尊いことではありますし、経験としてとても大きなものとなるでしょう。実際にそれにより助けられる方々は多いですし、学生自身の将来に大きく役立つでしょう。
ただし、その活動のほぼすべてが非営利活動なのが個人的に気に食わない。
そう、非営利活動なんですよ。学生時代に行う活動って。実際には非営利活動で生きていけることって殆どないです。NPO法人だって、寄付金など活動費をいただいています。ある意味公務員は非営利活動ではありますが、活動費はバッチリ全国民から徴収されています。ただ一つの例外もなく、消費税だったり住民税だったり源泉徴収だったりと、あらゆる形態をとって税金はとられています。国民の義務なのでそれは別にいいのですが。
何が言いたいかというと、非営利活動団体だろうが公務員だろうが、ただ一つの例外なく、お金が絡むということです。人類の有史とほぼ歳を同じくして通貨というものは存在します。
資本主義社会である以上、お金を稼ぐことからは逃れられないのです。社会的な価値は資本であるというのが資本主義社会なのですから。お金に関しての知識を得ることは、学校の授業に+αとして得ていてよい知識だと考えています。
そんな私は、高校時代は進学校にいた側でしたし、現在も進学校に対して授業を行っています。進学校の学生は、いろんな経験を積みながら学生の本文である学業を頑張ることが重要でしょう。それは疑いようがない事実です。一方で、将来的に日本の中枢を担うであろう進学校の優秀な生徒が、お金に関しては何一つわからない無知として社会に出ていくことは、おかしいのではないでしょうか。
私は仕事をし、お金を手に入れるということについて、学生が何一つ関心を払っていないことが不思議でしょうがなく、学生に仕事を割り振るという至極まっとうなことをしているのです。
これが、私が学生にパンフレットを作ってもらった理由です。学生時代にお金に関する感覚を身に着けておくことは必須です。学生が見ている可能性が高いので言いますが、学生は3万円という額が安かったのか、高かったのかは今一度考えといてください。
少なくとも、人件費を一人800円(福島県の最低時給)と考え、実際にかかった時間が何時間なのかを考えておくくらいはしておきましょう。その後、少なくともその時給を確保するだけの請求を行うべきだということを理解するのです。
ここで請求する力が営業力であり、経営力であるのですから。是非身に着けていってください。
学生は実利が得られる状況になれていなさすぎる
大学生になったら揃いもそろって時給のいい仕事をしたいといっているくせに、なぜ高校生の段階ではそれを口にしないのだろうか。多分それは学生がまだ実利を得られる段階にはいないと、自分を過小評価していることに起因しています。実際にはしっかりとしたデザインを考え、一から構成を考えてコンテンツを作るなんて、非常に能力が必要となる大仕事です。
それを出来る時点で、学生にはしっかりとした実力はあるものなのに、気づかない。それは学生が利益を得る場に出ることがなかったからでしょう。利益を得た経験がなかっただけ。それに尽きます。
そこにつけ込むことが出来たんですね。まぁこの活動自体が楽しいものだったというのも(3割くらい)あるでしょうが。どうせなら楽しい活動を行って、最初の利益を得るという経験をするのもいいでしょう。是非こういった活動までしてみたいなら、当塾に来てみてくださいね。
さて、いかがでしたでしょうか。一応考えていないようでも、チラシ作成について一定の考えは持っているとわかってもらえたでしょうか。まぁ人件費削減もないにはないですが、一番は学生の成長を思ってのことです。正直チラシなんて2カ月前には完成させておくべきですからね。
ちなみにアイキャッチ画像は学生が焼肉を食べている様子です。この中に塾生ではないものが2名入っているのはなぜだ?楽しいからいいけど。
あ、焼肉は食べ放題です。実は普通に高級焼き肉も可にしていたけど、この食べっぷりを見ると、心底食べ放題でよかったと思いました…
ちなみに第二弾もあります。今度は福長塾の1分半くらいのPV撮影を行います。
報酬は一応スイーツパラダイスといったのですが、なんとスイーツパラダイスは福島市にゼロ件らしい。
そらスイパラって学生が叫ぶわけだ。なんだかんだまた焼き肉になりそうですが。
あ、ちなみに時間に関しては大丈夫です。基本的な撮影・編集はプロに注文が済んでいます。学生がディレクションを取るんです。今地味に私が楽しみにしていることの一つですね。
ではまた次回のブログで!
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思考を深める塾 福長塾
塾長 橋本長武/ hashimoto osamu
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