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留学生に教えるということ。リアルな【日本語ワッカリマセーン】

どうも!福長塾塾長の橋本長武です。

実は私、郡山の専門学校において、留学生向けのC言語の授業を行っております。そうです。プログラミングを教えているのです。
一応実務経験も少ないながらにありまして、実務経験は9カ月程となります。ただしやっていたのはPHP 教えているのはC言語。
はっきり言いますが、教えられるレベルに達していない気しかしない。

それでも留学生に教えるという仕事をいただいているのは、塾を経営していることと、学歴のおかげでしょう。学生時代に頑張ってきたかいがありましたね。頑張らねばというやつです。

 

ということで始まった専門学校における授業です。授業数は月曜日と火曜日の6回ずつ、計12回/週。頑張ろうと気合を込めてはじめて専門学校に行ったのが8月の終わりのこと。留学生だろうが何だろうが、英語力にも自信がありましたし、『やってやるぜー!!』と思い、勇んで授業に臨みました。

 

 

そして自分の自信は粉々に砕けました。

 

 

なんでかというと、まず日本語の理解力が低い。まぁこれは想定通りです。留学生が日本語ペラペラだとは思っておりません。しかし、その上で英語が通じない。そうなんです。英語も通じないのです。なぜなら留学生の殆どがベトナム人だからです。そりゃそうですよ。私が知っている留学生は、大学における留学生。しかも英語圏の方々のみ。

ここにいるのは99%アジア系。そして英語もしゃべれない方々。

で、ちょっと考えてほしいんですが、

・福島の郡山という片田舎
・いる学生のほとんど日本語力に乏しい
・学生は勉強が嫌いなベトナム人
・日本人にもわかりにくい日本語版プログラミング勉強
・しかも私もエキスパートとは程遠い

……どないせいと。


案の定訪れる学級崩壊。学生は授業中にゲーム配信を見るわFacebookを見ているわ挙句の果てには数独パズルをするわPUBGを行うわ。
こんな状況でプログラミングを教えてもどうしようもないです。普通にコミュニケーションをとるのが難しい。しかも携帯をやめましょうねーといってもやめないどころか、ガン飛ばしてくる奴すらいる

もうね、あほかと。どないせいと。勉強する気がないのに、なんで専門学校にいるのか。安くない学費の捻出方法が気になって気になってしょうがないレベルです。一部は勉強のやる気がありますが、学生のうち、特にベトナム人のうち5~6割は勉強する気が無いようです。

 

こうなってくると教えるのは至難の業です。まず、勉強する気が無いのは論外です。勉強する気が無い奴に勉強を教えようとするなんてナンセンスの極みでしかない。勉強を行ってもどうなるのかがわかってないので、やる気が出ようがないんです。まずは、ここから変革する必要がありそうです。

次に、日本語がわかっていない。プログラミング言語は、専門用語の塊です。ただでさえ英語でも概念をつかむのが難しいのに、日本語で、しかも日常会話すら怪しいレベルで習おうとするのは頭がイカレテイル。ちなみに最初にも言いましたが、教えているのはC言語です。そう、PCのCPUサイドに程近い言語であり、学習コストが極めて高いC言語です。なんでこれを教えようと思ったのか…私自身勉強の連続なのだから、学生は更に勉強が必要でしょう。それも日本語で

そうです。ただでさえ難しいC言語なのに、さらにそこに言語的障害がのしかかってくるのです。日本語で伝えようとすると【ワタシにほんごわっかりませーん】って顔をする。ついでに携帯の電源を切れというと全力で抵抗する。

 

こんなん人間の皮をかぶった猿やないかい

まずは留学生に対する壮絶な愚痴となりました。それ以上に、今まで培ってきた指導法が全く通じないのは心が砕けます。ただ幸いなことは、日本語が達者で私の話を聞ける学生からは評判が上々だということです。

指導方法は間違ってはいないはず。ならば、あとはそれをどう伝えるかです。

私の人生最大の課題でもあるのですが、どうやって伝えることが出来るのか。その方法を模索するたびが(現在進行形で)始まりました。

 

完全に理解してもらうのはどうやっても無理な気がしますが、頑張っていきましょう

 

次回は自分が聞いてもらうために模索し続けている方法を紹介いたします。

ではまた次回のブログで!

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思考を深める塾 福長塾
塾長 橋本長武/ hashimoto osamu
TEL : 080-5901-8161
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