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映像授業のメリットとデメリット【ただ予備・スタサプは学生の救世主足り得るか】

よくある質問

 
どうも、福長塾塾長の橋本です。今回は前回の文章と変えて考察記事です。
最近ただ予備というyoutubeチャンネルの存在を知り、衝撃を受けました。前々かrらスタディサプリ等の教育系アプリを知っていましたが、ここまで本格的な講師陣がいるのは驚きでした。
 すっごく良いサービスが出たなと感動すると同時に、同じ教育業界で何か足跡を残したいと考え始めた身として、何か話さなきゃって思いが強くなりました。
 
 とは言っても、特に何か目新しいことをしゃべれるわけでは無いですが。
でも、映像授業のメリット・デメリット自体は書くべきだと思いました。映像授業を受けて、めちゃくちゃわかりやすいのに、頭に入らないという経験を一回はしたと思います。それは何故なのでしょうか。
 
 あ、先に結論を言っておきます。
 
ただ予備は視聴をオススメします。スタディサプリもオススメします。
理由は単純。そこら辺の塾でそこら辺の講師にと比べた時、こちらのほうが確実に面白い授業だからです。
なんせ東進や代ゼミなどの大きい予備校で高い給料をもらっていた講師なんですから。そんな授業の質が非常に高い講師の授業を聞けるなら、絶対に活用すべきです
使えるものは一度はやってみて、合う合わないをその後決めればいいのです。
そして勉強する環境が欲しい時に、塾や学校などの頼れる人がいるところで勉強を行ってください。ちなみに詳細に関しては、ですます調だと冗長的になりそうだったので、評論調で書いております。許してください。
 
 
それでは以下駄文。もしくは以上の結論に至った根拠、または証明。
 
 
映像授業のメリット
 1)時間や空間に縛られない
どこで何をしていても良い。電車に乗っているときであろうが、マックやスタバの喧騒の中であろうが、寝る前だろうが、起き掛けだろうが。
 時間的空間的自由度が極めて高いことは、利便性の向上である。授業を受けるために塾に行く。そのために自転車に乗ったり、電車に乗ったりすることで生じる勉強できない時間を削減が可能。削減後にその時間を勉強に充てるかは別とする。
 
 2)講師陣の質が極めて高い
まちがいなくそこら辺の塾や予備校では太刀打ちできるはずレベルの講師を揃えている。
映像授業はその特性上、受講生の数を計測でき、残酷なまでに教師間の求心力・実力を測定することが可能。この競争世界で勝ち残った(もしくは勝ち残るほど上昇志向が高い)人のみが映像授業を継続する=質の向上が図れる。残念ながら、私との力の差は歴然である。
 
 3)コスパが良い
 基本的に、映像授業はその場を撮影さえしてしまえば、一年間使うことが可能。
また遠隔地であっても多くの学生の目に触れさせることが出来るので、いわば授業の大量生産を行っている。
そのため基本的に廉価で提供することが出来る
 
 
映像授業のデメリット
 1)勉強する場を提供できない
最大にして解消が(ほぼ)不可能なデメリット。TPO(time, place, opportunity)という言葉が英語にあるように、普遍的にplace(場)というのは大切にされてきた要素である。どこでも・いつでもというのは、この場という要素を排除したからこそ成し得た最大のメリットであり、最大のデメリット足りうる。
 人は無意識化においても周囲の環境に多大な影響を受ける。学校や家や駅や体育館といった場所は、その符号を持つと同時に、その場での人の行動が君を左右する。つまり、みんなが勉強しているから君も勉強するのだ。
 
 2)本当に知りたいことをピンポイントで知ることが出来ない
 先に謝罪をする。これは塾においてもデメリットになりうる。つまり通っている塾のレベルが非常に低い(残念なことに往々にしてよくある)時に、質問に対する確かな答えが出ない場合がある。まぁ、そんな塾は辞めてしまえ。私も答えられない場合が往々にして多い。悲しい。辞めないで。いや、辞めてしまえ。ダブルスタンダードは許されない。閑話休題。
 映像授業でこのニーズを満たすのは非常に難しい。何故なら映像授業は何か月(下手したら何年も前に)終了した過去の出来事を技術を用いて君が触れているのであり、現在の君の問題と完全に一致する確率は非常に低い。なので、君が今・本当に知りたいことに応えてはくれないだろう。
 
 3)やる気のカンフル剤足り得ない(考察不足の可能性がある)
 残念ながら事実である。勉強をしたくない→勉強をしたいに変えることは出来ない。肌で感じた感動以上に君のやる気を引き出すものはない。人を動かすのに必要なのは心の底からの感動であり、熱量であり、そして夢である。陳腐な言い方しか出来ないことに歯噛みする。夜に泣き出したくなるほどの衝動、心の叫びを身体的に表現することを抑えることにより、動く原動力とする。そんな思いこそ、人を本当の意味で動かすことが出来ると私は信じている。私にはまだ足りない。融点を超えたが未だ沸点を超えない。主観が大きく混じっている。評論としては失格かもしれない。
 
 
結論(ある種再掲)
映像授業は、その単元を一から知るにはとても良い。基礎から一流の講師が教えてくれるので、殆どの生徒にとって新しい学びが提供されうる。
 その一方で、映像授業は知識の提供に留まってしまう場合が多く、場として勉強を行うことを促すことが非常に難しい特性を持つ。そのため、勉強を学ぶのに活用する1ツールとしての存在を脱することが出来ない可能性が高い。勉強をする場としての、リアルな塾・学校というものは、今後もニーズがあることが予想される(新たな技術的ブレイクスルーが生じない限りは
 
 
 
 
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以上が駄文です。最後に感情が大きく入りました。またこの文章も黒歴史化するのだろうかと考えた時、ならないだろうなと思いました。多分、最後の感情は一生変わらない気がする。わからないけれど。
この想いを若さで片付ける日が来るのかもしれないです。若さで片付けた日、私はどう思うのでしょうか。悲しいのか。清々しいのか。
 
では、また次回に。
 
 
 
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思考を深める塾 福長塾
塾長 橋本長武/ hashimoto osamu
TEL : 080-5901-8161
mail : o.hashimoto@fukunaga-juku.com
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