第二回にして早速のキラータイトにしてしまったと思っています。
学校の授業はなぜつまらない？
福長塾塾長の橋本です。
さて、大多数の学生が共感する言葉だと思います。
『学校の授業がつまらない』
このことについて、考えてみましょう。
みんな一度は思ったんじゃないでしょうか。特に多くこういった言葉が寄せられるとき、
逆になんでつまらないの？と聞くと、割と多くの学生が言葉に詰まります。
どうしてなのかというと、みんな授業がつまらないという『結果』だけを理解して、
何故つまらないのかという『原因』がわかっていないからなんです。
こういった根本的な問題(にみえるもの)って、あまり学生は気にしないかもしれません。
でも、一見普通のことに対してどうしてなんだろう？と考えることは自分の思考力を高めるので、是非行ってください。
では今回は、授業がつまらないという問題について思考を巡らせて行きましょう。
問題(ここでいう授業がつまらないこと)に対する原因を読み解くときのポイントは、その要因を分解すること。
今回は『授業』と『面白い』と『つまらない』を要因に分けていきましょう。
まず、面白いことと、つまらないことの違いを見つける必要があるので、やっちゃいましょう。
『面白い』 『つまらない』
自分が主体(スポーツなど) 自分以外が主体(親の買い物とか)
自分が聞きたい話(趣味など) 自分が興味ない話(他人の自慢話)
新しい知識 既知のもの
得意なこと 苦手なこと
成果(対価)が見込めること ボランティア活動
刺激的なこと 刺激がない
etc… etc…
ざっと考えて、こんなところでしょうか。
もしかしたら、ボランティア活動は面白い！という人もいるかもしれないですが、それはボランティア活動で得られる人からの感謝を対価としてうけとっていると考えているので、講義では対価をもらっているように感じます。
ざっくりまとめると、『自分から得意なことをして、何か新しいことやいいことが起こる』と面白く感じると思います。
逆に、『誰かが自分の興味のない話や、知っていることをやっている』とつまらないんです。
こうやって見ると、割と当たり前ですよね。
じゃあそのうえで授業を見てみましょうか。
『授業とは』
1.学校で受けなければならないもの。
2.先生がメインでしゃべる時間
3.興味があったりなかったり
4.成果が得られるかは自分次第
5.眠くなる(刺激がない)
こんなところかなと思います。割とフォローしたかったけれども、フォロー出来ませんでした笑
では、この5項目を『面白い』『つまらない』に振り分けていきましょう
1.学校で受けなければならないもの
→基本聞きたい話ではないので、『つまらない』
2.先生がメインでしゃべる時間
→基本受動的なので、『つまらない』
3.興味があったりなかったり
→興味ある科目は、『面白い』が、興味ないものは、『つまらない』
4.成果が得られるかは自分次第
→成果が得られる得意科目は『面白い』が、苦手科目は、『つまらない』
5.眠くなる(刺激がない)
→刺激はないので『つまらない』
なんと。5項目中3項目がつまらないに分類されました。つまり、学校の授業は基本的には、『もともとつまらないもの』だったようです。
ということで学生の諸君！安心してください。授業がつまらなくたって、それは普通なんです。先生のせいではないんです。君たちのせいでもないのです。
これからも、安心してつまらない授業は寝ちゃいましょう！笑
………といって終わったら、何の解決にもなっていないですね。じゃあ、ここからつまらない授業を少しでも面白くする方法について話していきましょう。
上で述べた授業の5項目のうち、先生が介入できるのは、たったの1項目です。
それは、
5.眠くなる(刺激がない)
です。
刺激がない授業の原因のほとんどは、先生の話し方に問題があります。
大体次のどちらかに入ります。
1.抑揚がない
2.生徒の方を向かない
この中でも、抑揚がないと人間眠くなります。一定の言葉を聞いていると、人間安心して気持ちがゆったりしてきます。そうすると、往々にして眠くなってしまうのです。
なので、つまらない授業を君たちが面白い授業に変えたいならば、思い切って先生に対してダメ出ししてしまいましょう笑
その場合も、ただ『つまらないです！』と結果だけを伝えないでくださいね。先生が一発で君を嫌いになります。
もっと『先生の話し方が丁寧すぎて眠くなってしまいます。もっと重要な点について強調してしゃべってください。』など、理由を明確にしていってしまいましょう。そうすれば、先生も君のことをそこまで嫌いにならないと思います。多少は嫌いになるかもしれませんが。
ちなみにもし先生に嫌われたら？その時はその嫌いになられたことを君が笑いに変えてしまえばいいのです。
ん？これは面白くする方法としてハードルが高い？そうですね。その場合は、先生が面白くない原因を探ったり、いろいろと新しいことをその授業中に得られる努力をしてみましょう。
少なくとも、新しいことを学んでいる間は、君たちにとって面白い時間のはずです。
私の授業に関して、面白くなかったらバシバシ言ってください。少なくとも、授業を受けているということは君たちはお金を渡しに払っているはずです。お金を払って苦痛を得る必要はないです。私も君たちの言葉を受け止め、笑って改善していきます。
もし興味が湧いたら、是非連絡してみてください。
楽しい授業を一緒に作りましょ。
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思考を深める塾 福長塾
塾長 橋本長武/ hashimoto osamu
TEL : 080-5901-8161
mail : o.hashimoto@fukunaga-juku.com
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